ヒーローって、どんなひと?
悪いやつを、やっつけられるひと?
顔が整ってて、力がつよいひと?
人にはできない、特別な力があるひと?
それもあるけど、そうじゃない。
ヒーローって、「自分の力をだれかのために使うひと」のこと!
カッコイイ生き方ってなんだろう?
ほんとうのヒーローって、なにをするんだろう?
自分がそうなるためにはどうしたらいい?
齋藤孝の「負けない!」シリーズ第2弾!
むずかしい問題にぶつかったとき、自分の頭で考え、のりこえる力をつけてもらうための「負けない!」シリーズ。
マンガで読みやすく、かつ、実践的ですぐにマネできる具体的な方法論にあふれた本シリーズの、第2弾テーマは「カッコイイ生き方」について。
著者は、独自の教育論を展開する教育学者で、『声に出して読みたい日本語』(草思社)でも知られる齋藤孝さん。
「同じ一生を送るなら、人に喜んでもらう生き方、人に尽くす生き方を、ぼくは選びたいと思っています。(中略)もし、きみがぼくと同じように思うなら、この本を読んで実行してみてほしい。きっと、きみ自身がカッコイイと思う自分になれるはずだから」
だれかに「カッコイイ」と思われるためじゃない。自分で自分をカッコイイと思いながら生きたい——
それってすっごくカッコイイ!
本書に込めた著者の想いに、前書きからシビれました。
本文では、「カッコイイ生き方」というテーマで身近なエピソードをふりかえり、たくさんの偉人の言葉やその歴史的な偉業を引用しつつ——
「こういう場面ではどう考えたらいいのか?」
「どう行動すればカッコイイか?」
ということについてヒントを示していきます。
どうすればいいか、その理想だけを描くのではなく、具体的にどうすることがカッコイイ生き方の練習になるのか?
その実践的な方法まで書かれているのが、本作のみどころ。
そして、作中で具体的な実践のひとつとしてあげられているのが、伝記をたくさん読むこと。
カッコイイ生き方をした人々の歴史を学び、たくさんのあこがれをいだくことが、自分もカッコイイ生き方をするための助けになるといいます。
「小学生におすすめの伝記」という表題で、齋藤孝さんのおすすめ偉人リストが掲載されているのもうれしいポイント!
自分で自分を愛し、誇りに思うための哲学が詰まった一冊です。
(堀井拓馬 小説家)
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「齋藤孝の『負けない!』シリーズ」第2弾!
子どもたちの悩みや問題を解決するための方法を、マンガを通して楽しく解説します。
壁にぶつかった時、「負けない!」という心で、自分の頭でモノを考え、目の前の問題を解決していける大人になるための一助となるシリーズです。
【内容】
<第1章 どうすればカッコよくなれるの?>人のために行動する勇気/あきらめない気持ち 他
<第2章 人のために生きる人はカッコイイ!>ギブアンドテイクって何?/使命感を感じて生きよう! 他
<第3章 目標を持って努力できる人はカッコイイ!>伝記を読んであこがれの人を見つけよう!/自分を知れば自信が持てるようになる! 他
<第4章 誇りを大切に生きる人はカッコイイ!>誇りを胸に生きていこう! 他
『論語』の教えや、マザー・テレサ、マハトマ・ガンジーの生き方にも触れ、そこから学びのポイントへ導きます。自分に自信をもち「カッコよく」生きていきたい親子にむけた必読書!
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