
ママがお買い物に出かけて、うさぎの4兄妹の末っ子スースーはお留守番。テーブルの上のお鍋からはいい匂い。夕食のシチューです。 「ちょっとだけなら…。」 一口食べると、シチューが一滴、テーブルクロスにポタッ。 そこに帰ってきたのは、お姉ちゃんのピッピ。つられて一口、シチューがポタポタ。ルルお姉ちゃんもポタポタポタ。最後に帰ってきたカイお兄ちゃんももちろん、ポタポタポタポタ。 あらら大変、気がついたらテーブルクロスがしみでいっぱい! これじゃあ、つまみぐいしたことばれちゃうよねえ。
だけどこの仲良し4兄妹、いつもママのお手伝いをしているのです。みんなそれぞれ「ちょっとだけ」なら、得意なことがあるのです。そこで、テーブルクロスを元通りにしようと試みるのですが……?
スースーたちの気持ち、わかるよわかる。あんな美味しそうなシチューを目の前にしたら私だってつい。夕ごはん前に起こる兄妹たちの可愛い騒動には共感がたくさん! でも、彼らは大人でも驚いちゃうような発見をするんですよ。「ちょっとだけ」じゃなくて、ね。
全国の幼稚園や保育園の子どもたちに「カルピス絵本」としてプレゼントする企画として生まれたこの絵本。力を合わせてお手伝いをする気持ちよさが、みんなにもきっと伝わるはずですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

いたずらする時もがんばる時も一緒! いつもは、それぞれ得意なことをしてママのお手伝いをしている、仲良しのうさぎの4兄妹。
ある日夕食の鍋から漂ういい匂いに誘われて、「ちょっとだけなら たべても へいきだよね。」と、末っ子のスースーが一口食べると…ポタッとシチューが一滴、たれました。やがて残りの兄や姉たちも次々に一口、また一口と食べると、なんとテーブルクロスはシチューのしみでいっぱいに! さあ、たいへん!
この絵本はアサヒ飲料株式会社より、全国の幼稚園や保育園に2019年の『カルピス絵本』として贈呈されます。

「ちょっとだけ ちょっとだけ」
という言葉の繰り返しは
まるで魔法の呪文のようです(笑
実は、私も小学生の頃でしたか
「ちょっとだけ ちょっとだけ」と
ちょっとのつもりが
ひとりで お菓子を一袋食べた記憶があります
隠れて(笑
弟達と3人で分けて食べなくちゃいけないとは
思いつつ・・・
そんな感じの「ちょっとだけ」
と
前向きな「ちょっとだけ」の素敵な活動?作業?
二通りの「ちょっとだけ」の意味合いが
含まれているようです
やればやるほど、失敗が重なる時もありますよね
でも、できないながらも
まぁ、ママに
怒られないようにーということもあるでしょうが
ママが喜んでくれることを考えて
一生懸命片付ける4人兄弟を
応援しました
カルピス冊子、なつかしいです!
30何年前?
「ピーマンマン」に感動していたら
ものすごい人気だったんでしょうね
絵本になり、劇遊びオペレッタでも
45歳児と楽しませていただいた思い出があります
ちょっと教育的な部分も含まれているような気も
少しはするのですが
親子で、家族で楽しめる冊子を
作り続けていただきたいです (しいら☆さん 50代・その他の方 )
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