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まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

キュリオシティ ぼくは、火星にいる

キュリオシティ ぼくは、火星にいる

  • 絵本
作: マーカス・モートン
訳: 松田 素子
監修: 渡部 潤一
出版社: BL出版 BL出版の特集ページがあります!

本体価格: ¥2,500 +税

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2019年02月01日
ISBN: 9784776408758

小学校中学年から
28×33p 50頁


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みどころ

火星という星を知っていますか?
夜空にぼんわり赤く光る星を見たことはあるでしょうか。
本書の語り手は、マーズ・ローバー(火星探査車)――火星を探検し、調査する車型のロボットのキュリオシティ(好奇心という意味)です。

どうして舞台が火星で、どうして語り手がロボットなのでしょうか?
さあ、絵本を開いてみましょう。

地球以外にも生き物がいるのか? これはずっと昔から繰り返されてきた問いです。
科学者たちが吟味して調査に選んだ場所は、地球の隣にあり、よく似ている火星でした。
同じ太陽の周りをまわっていて、かつて川や湖などの水があっただろうといわれているのです。
でも火星に行くには問題がありました。
なんと地球から火星までの距離は、約6億キロ!
気が遠くなるような数字ですね。
人間が到達した月より、さらに遠いところにあり、行くだけでも最短で半年以上かかります。さらに、火星の環境は人間にとっては厳しいのです。

科学者たちが考え出したのは、ロボットを送り込むことでした。
地面が荒れていても、どんな厳しい環境でも、ちゃんと動き回ることができて調査ができる。そうしてNASAのジェット推進研究所で作られたのが、マーズ・ローバー(火星探査車)だったのです。

バイキング、ソジャーナ、スピリット、オポチュニティ――……。
歴代のマーズ・ローバーの名前です。
1960年代から人類は40回以上もの火星探査に挑み、キュリオシティの前にもローバーはたくさん打ち上げられ、失敗もあれば、新たな発見をしたローバーもあります。

ページをめくるたびに目をみはります。
ジェット推進研究施設の様子、科学者たちがいかに細心の注意を払って作っているか、ロボットに搭載された最新の機能。すべてが一筋縄ではいきません。
西海岸のロサンゼルスから東海岸のフロリダのケネディ宇宙センターまで、キュリオシティが打ち上げられるまでにどんな冒険を経ているか。そして、ロケットが旅する旅路……。
2012年、8月6日、キュリオシティは火星到着に成功します。地球と交信しながら、火星の地表や岩をドリルで掘り資料を集めています。

到着はゴールではなく、始まりにすぎません。
なぜそうなった? なぜそうなのか? 
知りたいこと、発見したいことはまだまだあります。さらなる謎や疑問も増えます。

ページをめくるたびに、未知の世界に乗り出す興奮とワクワクする気持ち、同時に広大な海に小さな石を投げこむような、途方に暮れたような気持ちと不安も感じます。
あなたが絵本を開いている、いまこの瞬間にも、ロボットと科学者たちの挑戦は続いています。

この絵本が、未知の世界を見せてくれ、新たな好奇心(キュリオシティ)を刺激するのは間違いありません。

(絵本ナビ編集部)

出版社からの紹介

ぼくは、今、地球からずっとずうっと遠いところにいる。
ここは土と岩でおおわれた世界。赤い惑星、火星だ。ぼくの名前はキュリオシティ。
ぼくがどうしてうまれたのか? どうやって、火星までたどりついたのか? ぼくは何をしに来たのか…。
火星探査車、キュリオシティ誕生の秘密を解き明かす。

ベストレビュー

12歳の少女が命名

『CURIOSITY』が原題。
意訳に惹かれたのですが、なるほど、火星探査機キュリオシティが語る作品なのですね。
一種のノンフィクションストーリです。
なぜ、火星探査が必要なのか、そのあたりもしっかり語られます。
注目は、この探査機の命名が公募であったこと。
なんと、12歳の少女の案が採用されたのですね。
好奇心という意味、まさに探査にぴったりです。
ロボット探査機といえば、無機質なイメージですが、
この作品のような視点で語ると愛着がわきます。
まだまだ未知の惑星、火星。
やはり、興味深いです。
小学校高学年くらいからでしょうか。
(レイラさん 50代・ママ )

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