
この絵本はタニーシャがジュースをこぼしてしまうところから始まります。
新しい洋服をジュースで汚してしまったタニーシャ。クラスの子はそれを見て笑いました。
でも一人のお友だちは笑うのをこらえて、落ち込んだタニーシャを慰めようと考えます。
でも「やさしく」ってどうすればいいのでしょう?
小さな「やさしく」はどのようにつながるのかな?お友だちは考えます。お友だちはいろいろ考えます。

タニーシャという女の子が、新しい服にグレープジュースをぶちまけてしまいました。1人のクラスメートは、タニーシャの心が傷つきませんようにと願い、そんなときママがいつも言う「みんなにやさしくしてあげるのよ」という言葉を思い出したのです。でも、やさしくするって、どういうことなんでしょう。どんな風にすれば「やさしく」が伝わるのか、どうふるまえば1人の友だちを助けてあげられるのか、この本には、じーんとくる上に、あなたが一緒に深く考えることができるお話が書かれています。
出版社からのコメント 原書の『BE KIND』はAmazon、New York Times、シカゴ公共図書館などが2018年のベストの1冊に選んだ話題の絵本です。翻訳は『あん』『新宿の猫』『線量計と奥の細道』の著者、また『星の王子さま』の翻訳したドリアン助川さんです。

友だちのタニーシャが、グループジュースをこぼして、服が紫色に汚れてしまいました。
どの様に声をかければ良かったのだろう?
この事から、やさしくするってどんなことか、考えていきます。
小さな事から、大きな事まで、やさしくなることを考える絵本です。
子どもたちに問題を投げかけるような本です。
どこかで、読み聞かせしたいと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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