
花の中から生まれたおやゆびひめは、ある晩、ひきがえるにさらわれ、蓮の葉の上に置きざりにされてしまいます。波乱万丈の末、野ねずみの家に身をよせた小さな女の子は、もぐらとの望まぬ結婚をまえに、つばめの背に乗って飛びたちます。気鋭の作家が描くアンデルセン童話。やわらかな色彩とやさしい語り口の美しい絵本です。

お馴染みの名作「おやゆびひめ」です。
とても柔らかいタッチの絵が、特に花を描いた挿絵が素敵でした。
なんといってもはなの精の王様との出会いが、ロマンがあって、
切ないつばめの恋心にもキューンときました。
他の「おやゆびひめ」も、読んでみたくなりました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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