
「わたしは,さかなのおばあちゃん.からだをくねくねさせて,およぎます.きみもくねくねできるかな?」大むかしの魚や,ほ乳類など,いろいろな種類のおばあちゃんが語りかけます.じつは,みんなわたしたちヒトの祖先です.おばあちゃんたちの動きをまねしながら,生きものの進化をたどってみよう!大人のための解説付き.

進化の絵本はいくつか読んだことがありますが、この作品は低年齢のお子さんでも理解しやすいやさしい言葉が選ばれています。
読むまでは、ずっと表紙絵の魚だけが主人公だと思っていたのですが、
「進化の話」と、あるだけあります。主人公はその時代時代の“おばあちゃん”に変化していきます。
(え?どういうことなの?と、思った方は読んでみてくださいね)
枝分かれしていく図も、大きく分けてこんな感じという描き方でわかりやすかったです。
「すーはー」「はいはい」「くねくね・ぱくぱく」「きゅーきゅー」「ほーほー」「すたすた」「ぺちゃくちゃ」
など、オノマトペを使って生き物が進化してきた軌跡を伝えるという面白い手法で表現してくれていました。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子20歳)
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