
麦わら帽子のすきまから見えた光が、星になってとびだした。少女は帽子に乘って夜空を追いかけます。お月さまや魚に手伝ってもらい、ようやく星たちをつかまえると…。大切なものに想いをこめると、それは光となって輝き、みんなに届く - 人の心には灯台があるかもしれません - 深く澄んだ藍色の夜空が美しく、作者のメッセージがやさしく心に響きます。

全ページ、お試し読みで読みました。
海に行った印象が強くて、少女が思い出しているというようなお話しでしょうか。
コクトーの詩を思い出しますね。
貝殻から聞こえる、波の音、麦わら帽子の小さな光は
星、夜の灯台、、、。
光を得た灯台の輝く絵がとても美しく描かれていました。
(capellaさん 70代以上・じいじ・ばあば )
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