
きらいきらい、ニンジンきらい。あのにおいがイヤ。きらいきらい、おさかなきらい。こっちをにらんでる目がこわい……子どもの切実な思いを、ユーモラスにリズミカルな言葉で描き出した子どもの成長を願う作品です。

図書館の新刊コーナーで見つけました。
武田美穂さんの作品は、パワーがあって、いつも元気をもらえます。
好き嫌いしてはダメだよという食育の絵本かと思いましたが、こちらはちょっと違います。
今きらいなものも、大人になったらたべられるかも。
長い目で見てあげようという内容です。
確かに、小さい頃きらいだったもの、大人になったら大好きになっていたりします。
「大きくなるまでまっててね」というセリフがおおらかでいいです。
子供の育児は焦らないでという、親へのメッセージのようにも思えました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
|