
韓国・朝鮮の人々は、お正月になると、頭のてっぺんからつま先まで、身につけるものを新調します。お正月を迎える晴れ着を、ソルビムといいます。この絵本の主人公の女の子も、ソルビムを着る日を楽しみにしています。お母さんが心をこめて縫ってくれた深紅のチマに、鮮やかな色の段々模様のセットンチョゴリ、花の刺繍の入ったポソン・・・。巻末にソルビムの解説つき。

とても美しい表紙の絵に惹かれて手にしました。韓国のお正月は、頭のてっぺんから足の先まで新しく新調したものをまとうのが、全部ではないですが、お正月には服を新調してくれた母の愛情を感じている私でした。とても清々しい気持ちで読むことが出来ました。 (ぴょーん爺さん 60代・じいじ・ばあば )
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