
ねこのももちゃんが死んだ。友だちがやさしくしんぱいしてくれるので、ついつよがり「はじめから、ねこなんていなきゃよかった」といってしまった。でも家にかえると、ももちゃんはもういない。みんながくらいかおをしていたら、かあさんがいった。「かなしいのはあたりまえ。みんな、なきましょ」すると、ももちゃんの思い出が次々よみがえってきて……かわいがっていた猫の死をきちんと受け止め、悼むことの大切さを描く絵本。
インタビュー『ねこなんていなきゃよかった』著者・村上しいこさん

猫を飼っていた主人公のお話です。
子供が猫を飼いたいと言われるが、この絵本を読んでしまうとますます猫を飼うことに躊躇してしまいます。
絵本って楽しいだけじゃなくて、こういった悲しさも伝えてくれるよさがある。
猫って飼うのが大変だったな、と言いながら楽しい思い出を語る絵本です。
いい絵本です。 (えがだいさん 40代・パパ 女の子6歳)
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