
2018年、スウェーデンの夏は記録的な暑さとなり、多数の火災が発生しました。 「もう放っておけない」。 当時15歳のグレタ・トゥーンベリは、地球温暖化を食い止めるための行動を政府に迫るため、 学校へ行かずに国会議事堂へむかい、ひとりでストライキを始めます。 グレタの抗議活動は「未来のための金曜日」「気候のための学校ストライキ」と呼ばれ、 多くの人々が賛同して、またたくまに世界中に広まりました。 その後グレタは、COP24(気候変動に関する国連サミット)でスピーチをし、 ノーベル平和賞にノミネートされています。 気候変動に立ち向おうと世界の人々に呼びかけるグレタの希望と勇気と決意の物語。

一切の妥協がなく迷いもなく環境問題に取り組む姿勢に、心を揺り動かされる。
グレタを支える両親の姿勢には、見習うところが大きい。なんと感想を書いてよいのかわからないが、彼女が、一人のティーンエージャーが世界を動かしたことは間違いない。
彼女はこれからも環境問題について発信し続けていくのだろうな。この本を読んで、今できることを一人ひとりがやっているだけでは、まだ足りないということが、本当によくわかる内容だった。 (はなびやさん 50代・ママ 男の子18歳)
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