
鳥のブルーはくらい森のおくにたったひとりですんでいます。ほんとうはおひさまの光をあびたいと思っていましたが、もう長いこと、うたうこともとぶこともわすれていました。あるばん、森にみなれない鳥が一羽やってきました。ブルーの姿を見つけると声をかけ、静かにようすをうかがっていましたが………。ブルーの心の変化を美しい絵でていねいにえがき、見まもり、よりそうことの大切さを伝えます。

とぶこともうたうことも忘れてしまった鳥ブルー。
他の鳥と交わることもせずにたった一人でじっとしているのです。
こんな経験、人間でもあるんじゃないかなと思います。
一旦こうなってしまったら、どうやって這い上がっていいか分からない。。こんなときイエローのような存在が現れたら。希望の光が見えるかもしれないと思いました。
子供には少し難しいですね。
でも、順風満帆ばかりが人生ではないですから。
こんな本が本棚にあると、道標になる時があるのかもしれません。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
|