
「福祉の授業で、愛さんのもつダウン症についてお話してくれませんか?」
学校の先生からの一声で、小4生全員があいちゃんママのお話を聞き、疑似体験する授業が行われました。 あいちゃんは、なぜ特別支援学校から地元の小学校に転校してきたのか、 あいちゃんは転校してどう感じているのかが描かれた、あいちゃんママからのお手紙。
「どうしてそんなに目がつっているの?」 「何をするのもゆっくりなのはどうして?」 ダウン症の特徴やその原因、接し方が「なるほど」とわかるお話です。
ノーマライゼーション教育にも最適。
【監修 玉井 邦夫先生からのメッセージ】
ダウン症のある人に出会うと、子どもたちならきっと誰もが不思議に思います。 どうしてこんな喋り方をするの? どうしてみんな似た顔をしているの? どうして? どうして? ……それは、どれもみんな当たり前の疑問。 そんな疑問を毎日のやりとりの中で解決しながら、友だちになっていってほしいと思います。 この本には、そんな願いがいっぱい詰まっています。 この本をきっかけに、一人でも多くの人に、ダウン症についての理解と ダウン症のある人たちのへの親しみを深めていただけたらと思っています。

実在の子をモデルにして、ダウン症のことを解りやすく説明してくれている絵本です。
どの様にしてダウン症が発生するのかを説明しつつ、あいちゃんの生きてきた中での大変さ、どんなことができて、どんなことが苦手か、明確に示しています。
概して私の知っているダウン症の子たちは、心穏やかでとても人懐っこくて優しい子ばかりです。
正しく理解して、共に生きていくことの大切さを感じました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
|