
無線技術の第一線で5Gの先にある6Gでの実用化を目指し研究開発が始まりました.6Gではテラヘルツ帯の利用が始まるとみられています.またOAMによりさらに高速化が図られ,通信速度は100Gbpsに達します.特集では,100Gbps無線機や準天頂衛星測位を紹介します.
★ 目次
● クローズアップRFワールド
★ 特集 ◎ 300GHz帯100Gbps送受信機,センチメートル級測位など ☆ 次世代の無線技術展望
◎ 300GHz帯で80Gbpsを達成する次世代無線の最前線 ● 第1章 テラヘルツ帯CMOSトランシーバICの開発とテラヘルツ通信の近未来
◎ 最先端RF LSIの研究者へ独占インタビュー! ● Appendix RF CMOSアナログICとの出会いと,その作り方
◎ 5Gの次を見据えた超高速無線ICの開発と評価 ● 第2章 化合物半導体ICによる300GHz帯100Gbps送受信機の試作
◎ 自己紹介と研究に関する個人的な思いなど ● Appendix インパクトある成果の創出へ向けて
◎ 電波に軌道角運動量を応用する120Gbpsの大容量伝送技術 ● 第3章 OAM無線多重伝送の基本的なしくみと実験評価
◎ 本格サービスが始まった衛星測位システムの新常識 ● 第4章 準天頂衛星システムの全貌と測位サービス
★ 特設記事 ◎ 40周年を迎え,音声からブロードバンドやIoSへ進化し続ける ● インマルサット通信サービスのいま
★ 技術解説
◎ その場の電波の2次元分布がリアルタイムに見える! ● 電波可視化シートのしくみと電波メガネの試作
◎ 宇宙空間や身近な空間を測るセンサなど,これまでに開発した電磁界を計測/可視化する装置 ● Appendix 見えない電波をその場で視る
◎ 最新規格の全貌を知り,現実の信号を見る ● USBインターフェースの基礎と測定/ 観測例 前編:規格の変遷と概要,USB3.2物理層の特徴
◎ タイプCコネクタ&ケーブルによる普及が進む ● Appendix 受給電インターフェースとしてのUSB PD
★ 製作&実験
◎ ラジオや無線機の調整や設計に便利な万能測定器 ● ディップ・メータの使い方
★ 歴史読物 ◎ 安全で円滑な列車運行を支える有線/無線通信と無線応用の源流を辿る ● 鉄道の無線史 ● 第3回 SHF回線の建設,発展,そして光へ
★ 折り込み付録 ☆ 無線PANやLPWANなどの周波数チャートV ☆ [歴史読物連携] 国鉄マイクロ波回線ルート・マップ
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