
野村萬斎氏(狂言師)推薦! 「狂言」を通して、表現の楽しさを子どもたちに伝えたい――。この「狂言えほん」シリーズが、小さな子どもにとっての最初の一歩になれば、私もうれしいです。
〜「ぶす」は、こんなお話です〜 むかし、あるお屋敷に、主人と2人の家来がおりました。ある日、主人は「このつぼには『ぶす』というたいへんな毒が入っている。くれぐれも近寄らないように」と家来に言いつけて、出かけていきました。「ぶす」を見てみたくなった2人の家来は、「あおげ、あおげ」と、毒の風にあたらないように扇であおぎながら、つぼに近づきます。ついにつぼの中を見た2人は、「ぶす」が砂糖であることを知り、夢中でぜんぶ平らげてしまいました。帰ってくる主人に言い訳をするために、2人が考えたこととは、いったい?

狂言っていうとなんだか難しい気がしますが、この本はとても読みやすかったです。
ぶすって、美人の反対言葉かと思ったら、トリカブトの事だったんですね。
タイトルを見て、読んでと持ってきた息子。
話を読んだらどこか聞いたことがある話で。
面白かったです。
(Sprashuterさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子6歳)
|