
大好きだったおばあちゃんが突然子どものようになって…。老いの問題と直面した少女の驚きと心の揺れとかけがえのない人への愛する思いを描いた心にしみるお話。

この本は、娘が保育園で毎月購入している絵本です。主人公ふさこちゃんは、いもうとがほしかったのですが、ひょんなことから、大好きなおばあちゃんの痴呆が始まり、ふさこちゃんをおねえちゃんだと思うようになりました。初めはショックだったけれど、お手玉をいっしょにしたり、73才のいもうとちゃんができたというお話です。むすめにも、大好きなおばあちゃん、おじいちゃんと住んでいますが、痴呆に直面したときどのような気持ちになり、また、ふさこちゃんのようにやさしく接することができるのかな・・・と考えさせられ、気持ちのやさしい子になってほしいと実感させられました。娘はこの本をおばあちゃんのところへ持っていき、おばあちゃんにお手玉を作ってもらったんですよ。 (だまこさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子1歳)
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