
ちいさな頃から虫が大好きなソフィア。 幼稚園の間は人気者でしたが、小学校に入ると、 虫が好きなことが原因でいじめにあうように…。
すっかり落ち込んでしまい、「虫をお休みする」と 言うソフィアを見かねたお母さんが、ソフィアをはげまそうと 昆虫学者のグループに1通のメールを出しました。
すると、世界中の昆虫学者から、ソフィアにぞくぞくとメッセージが! 虫が好きな人が世界にたくさんいること、 さらに女性の研究者もたくさんいることに勇気づけられたソフィア。
「虫を好きだっていいんだ!」 多くの人の励ましで、自信を取り戻したソフィアの実話。
巻末には、ソフィア自身による「虫の本」も収録されています。

大好きな○○、寝ても覚めても○○、○○に夢中・・・。そんな○○がある人、自分の世界を持っている人の生き方、いいなぁと羨ましく思います。自分にとってもそんな○○があればいいなぁとも。
○○を持っている人を描いた絵本はたくさんあります。『あたまにつまった石ころが』、『雪の写真家ベントレー』、『化石をみつけた少女』『綱渡りの男』・・・。どれも大好きな絵本。これらの絵本リストにもう一冊加わりました。それがこの『虫ガール』!嬉しいです。
他の人から変だって言われたっていいんです。その先にあるのは充実と満足のステキな人生のはず♪
虫ガールソフィアちゃんのお母さんの行動力が素晴らしいですね。有名な「さかなクン」のお母さんの子育てとも通じると思いました。可愛い絵が親しみやすく、ストーリーの流れに沿って変化するソフィアちゃんの表情がすべてを物語っています。 (なみ@えほんさん 60代・その他の方 )
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