
、やがてみごとな布を織る美しい娘になりました。となり村の長者の家に行くことになったある日、いたずら者のあまんじゃくがやってきます。うりこひめになりすまして嫁入りをしてしまおうと、うりこひめをさらってしまうのです。さあ、あまんじゃくの悪だくみはうまくいくのでしょうか…。

瓜から生まれたうりこひめがもてはやされる一方で、性悪のあまんじゃくの描かれ方のこずるさが目を引きます。
リズミカルで味わいのある語り口調で、テンポよく展開するお話が気持ちいいのですが、ちょっとあまんじゃくの描かれ片が可哀想にも思えました。
赤羽末吉さんの絵は個性的です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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