
北の森でであった、くろりすくんとしまりすくん。 小さな2ひきがやさしくおりなす、すてきなメッセージをうけとってください。
木の上でくらすくろりすくんと、地面の穴でくらすしまりすくんは、同じりすですが、ちがうところがたくさんあります。 おたがいのすみかへ、あそびにいったり、いっしょに森を探検することで、 あたりまえだと思っていた毎日が、ふと変わっていきます。 冬眠はしないくろりすくんと、冬眠をするしまりすくん。 2ひきの冬はどうなるのでしょうか……? それぞれのちがいをすっと受け入れていくようす、こころがつながっていくしゅんかんが、あたたかみのある絵と文章で、ゆたかにえがかれています。 (すべてのページに挿絵入り)
くろりすくんは しまりすくんと えだをとぶときは かんたんなところを えらんで ゆっくりとぶようにしました。 それでは かぜになったきもちには なれません。 だけど しまりすくんに あわせてとんでいくと いままでとはちがったもりが みえてくるのでした。 それは しまりすくんが いつもみている もりなのかもしれません。 ふたりいっしょにいるだけで よくしっているはずの もりが もっとひろく もっとふかくなっていくのでした。 (本文より)
小学校初級から

5歳の娘が挿絵がたくさん入った本を読むようになったので、こちらを手に取りました。
挿し絵がとてもかわいく、お話もとっても素敵です。
娘と親(パパもママも)がそれぞれ読んだり、寝る前に娘と読み聞かせスタイルで(3日くらいに分けて)読んでみたりと、お気に入りでもう何度も読んでいます。
くろりすくんとしまりすくんの心の結び方がとっても素敵なのと、森の四季を感じることができるのと、2人のコミカルなやりとりが面白いのと。。。いいところがたくさんある本だと思います。
たぶん、ママの方がハマっているかも。
ちょっと長めのお話に興味が出てきた頃のお子さんにオススメです! (はすっこさん 40代・ママ )
|