
2020年は、ムーミン75周年。
ある秋の日、 ムーミンやしきを訪ねてきたのは、 ムーミン一家の友だち、トゥーティッキ。 ニンニという女の子をつれてきたといいますが、 すがたが見えません。 おばさんからひどく冷たいあつかいを受けて、 だんだん見えなくなってしまったのだといいます。 でも、ムーミン一家といっしょにすごせば、 ニンニはまた見えるようになるにちがいない、 トゥーティッキはそう思って、つれてきたのです。
いまに訴える、トーベ・ヤンソンの傑作短編、 「目に見えない子」が、 小さい子どもから楽しめる 美しい絵本になりました。 イラストを担当したのは、 ムーミンの版権を管理する会社の 公認画家。

先日、ムーミンバレーパークへ行った時に、このお話のショーを見ました。
おばさんに冷たくされているうちに、姿が見えなくなってしまった女の子のニンニが、ムーミン一家と暮らして行くうちに姿を取り戻すお話です。
ムーミンは、キャラクターはなんとなく知ってはいるものの、お話はよく知らなかったのですが、絵本を読んでみると、キャラクターたちがとても魅力的で、それぞれの話すこともとても面白く、すっかりハマってしまいました。
お話を読むほどに、その世界にハマってしまう予感がします。
ニンニの境遇だったり、ミイの言葉だったり、ちょっと考えさせられることもありますが。。
とても素敵な絵と世界観を楽しめる絵本です。 (ピーホーさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子2歳)
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