
仲良しのカモメがプラスチックを飲みこんでしまい、入院することに。 浜辺をきれいにする〈おそうじパーティー〉を開いたステラ。 女の子の小さな行動が、大きな変化を生みました。
海洋に流入するプラスチックごみは、年間800万トンにのぼるといわれおり、 持続可能な社会・環境をめざすうえで大きな問題となっていることは、 だれもが知るところです。
プラスチック製のストローや、包装が紙製やリサイクル可能なものなどに代わってきたり、 エコバックが浸透してきたりと、社会の意識も徐々に変化を見せています。
この絵本が伝えているのは、大きな変化を生み出すのに重要なのは、 「小さな初めの一歩」や「おもいやり」です。 身近なところから、自分にもできることを探して、行動してみよう。 そんな気持ちにしてくれる物語です。

大好きなカモメが病気になってしまったことをきっかけに、女の子が行動にでます。
プラスチックを海岸から減らすイベントを企画し、企業までも動かしてしまう。誰かのなんとかしなくちゃ、がこうやって具体的に形になっていくのは、とても勉強になるし希望がわいてきます。
地球のプラスチック問題を知らない子にも、知っている子にも、大きな気づきのある絵本でした。
(みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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