
夜中にサイレンの音で目を覚ましたショウ。ベランダから見ると、かおるちゃん家の近くで炎が上がっていた。翌日、「怖かったよ」と言って、火事のときのことを話しはじめるかおるちゃんが、ショウには急に大人っぽく感じられるのだった……。 生きにくい今を泳ぎわたる少年少女たちへ贈る、長谷川集平5年ぶりの描き下ろし絵本。
編集者コメント 世界には怖いものがたくさんあります。生きにくい今を泳ぎわたる少年少女たちへ贈る、長谷川集平5年ぶりの描き下ろし絵本。

40年も昔の著者の絵本「トリゴラス」を思い出してしまった感のある作品です。
最後のシーンを見ると、成長したショウちゃんのカオルちゃん回想なのでしょうか。
思い出の人が、自分の想像怪獣トリゴラスに連れ去られてしまったイメージということが、とてもインパクトを残します。
死んでしまったの? (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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