
2015年に国連加盟国が合意して決めたSDGs。 その意味は「持続可能な開発目標」ですが、 ゴール(目標)が17個、さらにターゲット(具体的な目標)が169個と、 その範囲は多岐にわたり、すべてを理解するのは簡単なことではありません。
シリーズ「SDGsのきほん」では、1巻につき1目標ずつ丁寧に解説していきます。 本書では、目標3「すべての人に健康と福祉を」について取り上げます。世界の医療や福祉の現状と課題、また現在猛威をふるう感染症についてなど、必要な基礎知識を知ることができます。
ページ数は32ページとコンパクトながら、 巻頭に絵本がついていたり、さまざまなデータ資料がついていたりなど、 子どもにもわかりやすく、なおかつ詳細な情報ものっているので、中身の濃い一冊です。
<もくじ> 絵本で考えよう!SDGs はじめての本/世界地図で見る「世界の医療」/1.健康とは?/WHOの「健康」の定義/2.福祉ってどういうこと?/日本の福祉は憲法とともに/3.健康を害する原因/4.三大感染症/人類の感染症との闘いの歴史/くりかえすパンデミック/5.感染症による死者をへらすには?/6.わたしたちにできること/ソーシャルディスタンス/7.だからSDGs目標3/くもの巣チャートで考えよう!/目標3のターゲットの子ども訳/SDGs関連資料@/SDGs関連資料A/SDGs関連用語解説/さくいん

私達地球に生きる人間に課せられた宿題SDGs。
すべてを理解するのは難しいのが実情に思います。
こちらのシリーズは子供達にもわかりやすい構成で書かれた本で、大変よいですね。
ただ、全巻揃えるにはかなり高額になってしまいますが。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子10歳)
|