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公園の古いベンチがゴミとして捨てられそうになった時、ベンチは以前、自分が魔女だったことを思い出しました。魔法の力を使い果たし、長い間ベンチになっていた魔女に奇跡がおとずれます。心温まる自分探しの物語。

「さいごのまほう」の続編。ベンチに変身した魔女の物語。やさしい女の子との出会いを通じて、魔女はまた魔女に戻り、そしてまたベンチへ・・・。
物語に出てくる魔女と言えば、悪かったり、かわいい女の子だったりが多いと思うのですが、この本に出てくる魔女は、そこらへんにいるような優しいおばあさんのようです。それがとても新鮮でおもしろいです。
字も大きく挿絵も多いので、童話の入り口にいいと思います。特に女の子向けかなと思います。 (じっこさん 30代・ママ 女の子5歳、男の子2歳)
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