
お兄ちゃんになったちびっこアライグマくん。はりきって頑張るけれど、からまわりして叱られてばかり。赤ちゃんにかかりっきりのお母さんに「もうぼくなんて、いらないんでしょ! 赤ちゃんだけいれば、お母さんはそれでいいんだ! 」と、こらえ切れずにお兄ちゃんが言った日の夜、悪い夢を見て泣き出したのは…お母さんでした!

赤ちゃんが生まれて、お母さんにあまりかまって貰えなくなった上の子の複雑な気持ち。について描かれた作品は、何度か読んだことがありますが、こちらはそこからさらに一歩。
そんな上の子に対して申し訳ないなぁとお母さん自身が実は一番よくわかっているという物語でした。
赤ちゃんが生まれた時にお母さんが読みたい絵本かなぁと思います。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
|