
人気沸騰中、「チケットの取れない講談師」神田伯山さんを監修に迎えた「講談えほん」シリーズ!
「講談」とは、古くからの日本の伝統芸能です。講談師が、実在の人物や史実とされている事象を、脚色を交えて聴く人を楽しませつつ、一人語りで読んでいきます。日本の歴史の物語を次世代につなぐために、とても大事で、いま注目されている芸能です。このたび、次世代に伝えたい講談のお話を、絵本にして子どもたちに残すために、「講談えほんシリーズ」をつくりました。 いま、飛ぶ鳥を落とす勢いの講談師・神田伯山氏を監修者に迎え、話題を呼ぶこと請け合いのシリーズが誕生します!
人気講談師・神田伯山さん監修による講談社創業110周年記念企画。 子どもたちから絶大な支持を集める児童文学作家の石崎洋司氏が文章を、大人気漫画家・五十嵐大介氏が作画を担当した声に出して読みたい絵本です。 講談の物語の魅力を存分に味わってください!

愛宕神社の出世の階段、有名ですね。
このお話は、出世の階段と言われるようになった、曲垣平九郎のお話です。
イメージとしては勇ましく階段を駆け上がっていった・・・感じだったのですが(表紙絵もそんな感じですし)、お話の中での進み方は、馬に話しかけながら少しずつ登っていく感じでした。
やれ調子はどうだ、まだ登れるか、ここが踏ん張り時だ・・・と自分に言い聞かせるように、馬に言い聞かせながら登っていく。
その様子はちょっとのんびりしているような感じで、「出世」のイメージとも違って見えますが、ただ勇ましく駆け上がろうとして失敗した他の武士達よりも着実な方法をとっており、なかなかの知恵者かもしれないとも思いました。
出世の階段自体を知っている方がより楽しめると思いますが、これはこれで味があって良いと思います。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子9歳)
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