
吹く風が冷たくなり、雪の季節が近づいてきました。小さなハリネズミは、農場を歩きながら、いろいろな動物たちから雪景色の素晴らしさを聞かされます。ハリネズミは雪をみたいと願いますが、凍えるような夜がやってきて、自然と目がふさがってしまいます。ところが、その様子を農場の娘が見ていて、ハリネズミを暖かな家の中へ連れていきます。翌朝、目を覚ましたハリネズミが目にしたのは、見事な雪景色でした。それから毎日、ハリネズミは窓外の雪だるまや橇を見て過ごします。

本屋さんの新刊コーナーで見つけました。
見たことのある絵だなと思ったら、「ぼうし」の作者さんの作品。
これは「ぼうし」の姉妹本とのこと。
前作同様にハリネズミのハリーと女の子リサが登場します。
暖かい家の中から、寒い外の風景を見る心地よさ。
冬にぴったりのお話でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子11歳)
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