
冷蔵庫のお隣どうし、いつも仲良しマヨネーズのマヨと、ケチャップのケチャ。みんなのために料理をおいしくするのがぼくらの喜び。ぼくらの幸せ。ところが、ある日、お料理のお手伝いをしていたひろくんがマヨのかぶっていた赤いふたを、コロコロ コロコロ、転がしてしまって……。 どこをどう探しても、どこにも赤いふたは、見つかりません。「ぼくのふた、かくれんぼでもしているのかな?転がって見つからなくなったものって、すみっこにある不思議なあなに落っこちて、どこか遠い宇宙にいっちゃったのかな」しょんぼりするマヨをケチャが励まします。「ぼくに任せて!」さあ、ケチャはマヨの頭のふたを見つけることができるでしょうか……。姉妹絵本「れいぞうこのおくのおく」に続く最新作。思わず「それ、あるある!!」と共感してしまう絵本です。

ケチャっプとマヨネーズのお話。
なくなったマヨのふたをさがして、代わりになるものはないかと工夫をしているケチャとマヨがかわいい。
ナスのへたをかわりにのせたり、しいたけにブロッコリー。ほにゅうびんのふたとか、かなりいい線いってると思ったけれど、とにかくそんなこんななマヨとケチャのやりとりがかわいい。
平和でニコニコ笑顔がいっぱい、楽しい気持ちになるし、なんだか和みます。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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