
ある家族の暮らしの中心・こたつでのできごとを、定点観測で描いたユニークな絵本です。大みそかの朝、「今日は夜中まで起きている」と宣言して、こうたくんの長い一日がはじまります。宿題せずにごろごろしたり、おせち料理づくりを手伝ったり。年越しそばを食べた後は、初めての夜ふかしを堪能します。真上から、俯瞰(ふかん)で見る独特のスタイルで、こたつのある生活の楽しさと、家族のあたたかさ、新年を迎えるよろこびを描きます。

真上から見たこたつの絵。ずっとこの独特のアングルの絵で話が進んでいきます。
大晦日から元旦にかけてを描いているのですが、人の表情はもちろん、顔が見えることはなく、頭頂部だけなのですが、
かぞくの会話を聞いているだけで、表情が見えてきそうな温かさがあります。
こんな風にみんながこたつに集まる家族、いいですね。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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