
くらやみがこわい王さまは、国じゅうのくらやみを禁止しました。大臣は、みんなが逆らわないように、くらやみが悪だと宣伝します。それを信じたみんなは明るい毎日に大よろこび。あかりを消すと警察がくることも。やがてみんなはねむくなり、あかりがいやになってきます。大臣たちは楽しい花火パーティーでごまかしますが、くらやみがないと花火は見えません!おかしなさわぎをユーモラスに描いたちょっぴりこわいゆかいな絵本。

変わったタイトルとかわいらしいイラストに惹かれ、手に取りました。
くらやみが怖い王子は、王様になったら暗闇をなくしてしまおうと考えます。
周りの大臣たちが、国民たちが自分たちで決めたと思い込ませよう、と策を練り、くらやみが悪だと噂を流します。
こんなことが実際あるのかもなと思ったら、ちょっと怖くなりました。
国民が賢かったのでほっとしました。
賢くいたいものです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子11歳)
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