
今度の「おしちゃダメなボタン」は、いったいなにが起きちゃうの!? みんなの友だちラリーが見張っているのは、おなじみ「ぜったいにおしちゃダメ」なボタン。
「もうぜったいにこのボタンはおさないで! おしたらめちゃくちゃなことが起きるから」 ラリーの様子を見ると、今回はいつもよりももっと「おしちゃダメ」みたいだけど……? ところが、思わぬトラブル発生!
「ボタンをおして! はやく!」
えぇ!? いいのね? いいのね? おすからね!? ボタンをおしたらトラブル解決! それに「めちゃくちゃなこと」なんて、なーんにも起きてないし……ってラリー!? うしろ、うしろ!
ダメって言われると、ついついやりたくなっちゃう……。 そんなイタズラ心をくすぐる、大人気「ぜったいにおしちゃダメ?」シリーズの最新刊です。
「目をつぶって!」 「ボタンをおして!」 と、案内役のラリーの頼みを聞いていくうちに、読者もまきこんで大騒動に!
毎回、押すととんでもないことが起きてしまう、なんともおそろしい(たのしい?)「ぜったいにおしちゃダメ」なボタンですが?? 今回のボタンは、オバケを呼んじゃう!?
だいじょうぶ、おばけといっても、まんまるフヨフヨ、ニッコニコ! おしちゃダメボタンにかわいいおばけまで出てきたら、子どもたちがキャーキャー騒がないわけがありません。 しかも、ラリーがおばけになかなか気づかないから、よけいに声も出したくるというもの……! ほら、ラリー! うしろだってば!!
読んで聞かせるだけじゃない! ドキドキワクワク、子ども参加のあそべる絵本です!
(堀井拓馬 小説家)

ダメと言われたら、ついやりたくなってしまいますよね。そんな人間の心理をうまーく操作する絵本だなと思います。
今回も、表紙にある赤いボタンが登場し、ラリーが誘惑してきます。
電気が消えたあと、こんなこと言われたら、、、つい押しちゃうよね?
子供たちと読みましたが、やはりこのての絵本は、物語などとはまた違った面白さがありますね。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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