
はじめてのぼうけん。 ことくんは、はしって、はしって……?
お父さんの畑から森のむこうへ。 男の子のちいさな冒険を描きます。 父と子のよびかわす声が胸にひびく、 心あたたまる絵本。
おやつを食べたあと、 ことくんが、 お父さんの畑でお手伝いをしていると、 森のむこうにけむりがのぼるのが見えました。
「とーちゃん、あの けむりを みにいって いいかな」 「いいよ。でも、くらくなる まえに もどっておいで」 「うん、わかった」
ことくんは、はしって、はしって、 森にとうちゃく。 ところが、けむりは見えなくなってしまって…?

春の絵本をさがしていて、手にとりました。のどかな春の景色が色鮮やかに描かれていて、とってもきれいです! お話は男の子の小さな冒険ですが、その道中の男の子の心情が伝わってきて、わくわくどきどき。そして心あたたまります。お父さんと男の子のあたたかな様子に幸せな気持ちになりました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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