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ぐん太

ぐん太

  • 絵本
作: 夢枕 獏
絵: 飯野 和好
出版社: 小学館 小学館の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2021年03月01日
ISBN: 9784097250982

小学高学年
32ページ

みどころ

ぐももももももーん
ずむむむもももーん
夜なき石が、ないてらや──

決して、持ち上げることのできない、夜なき石。
その石の下にはおそろしいものがひそみ、そのせいで、あたりには草もはえず、獣もいないのだと、言い伝えられている。

そんな夜なき石に挑もうとする男がひとり、名は「ぐん太」。

「ああ もちあげてえなあ あの石を 千年 万年 一億年も うごかねえ あの石をよ」

夜なき石を持ち上げるため、武者修行の旅に出た、ぐん太。
旅先で、天を支える巨人や、山をも引っ張る男とも戦い、打ち負かしたぐん太だったが、それでも石は動かない。

「なあ ぐん太よ
あの石は 力だけじゃあ もちあがらねえ
泣いたことのねえやつにゃ もちあがらねえ
ときには負けたりもしてよ
ほろほろ涙も ながしてよ
そのくやしさや
どうにもならねえ 心の心を かかえてよ
人を好きになる力で もちあげるんじゃ
人を許す力で もちあげるんじゃ」

不気味とも、神秘的とも感じるオノマトペ──
周囲の暗闇からもなお黒々と浮きあがる、夜なき石──

呪術的な妖しい雰囲気と、腹の底にひびくような生命の躍動に満ち満ちた、新時代の創世神話!

著者は「陰陽師」シリーズや「サイコダイバー」シリーズをはじめ、その他数多くの作品で文芸界を牽引する、作家の夢枕獏さん。
そしてイラストには、「ねぎぼうずのあさたろう」シリーズや『みずくみに』、『おならうた』などで知られる、絵本作家の飯野和好さん。
夢枕獏さんが2011年に筆を取り、生み出した「ぐん太」を、
飯野和好さんの、原初的なパワーにあふれた勢いのある筆致が、
あらたな神話世界に魂を吹き込みます!

泣いたことのない人間には持ち上げられないという石。
それに挑む力を得たぐん太は、いったいどうして泣いたのか。
そして、耐えがたい涙を流してなお、石に挑む心を抱き続けた、ぐん太。

「ああ、おらもなりてえなあ。ぐん太のようによ!」

この物語の結びの言葉のとおり、「ぐん太のように強く生きられたら!」そう願わずにはいられない、力強い物語です。

ぐん太は、夜なき石を持ち上げることはできるのか。
夜なき石の下にある、おそろしいものとはなにか。
生涯をかけて石に向き合ったひとりの男は、やがて創世の神になる──

読めば腹から力があふれる!
ドでかいスケールの生命力ほとばしる一冊です。

(堀井拓馬  小説家)

出版社からの紹介

力が湧いてくる、不思議な物語

夜なき石。それはかつて誰も持ち上げることができない石だった。
少年ぐん太はその石を持ち上げることに挑み、誰よりも修行し誰よりも強くなる。
しかし、それでも石は持ち上げられなかった。
石を持ち上げるのに必要なのは、負けを知り、悔しさを覚え、人を許し、好きになる心で持ち上げるのだとわかったその時、ぐん太は初めての体感を得る!

<著者・夢枕獏 あとがきより>
「ぐん太」は、私の心の中で、この30年間ずっと育ててきた物語です。
世界再生の神話のような物語をと意識して書きあげました。
それに飯野さんが凄い絵を描いてくださいました。
どうかこの物語が新しい神話となりますように。

【編集担当からのおすすめ情報】
力強さと美しさに打たれ、腹の底から、ぐぐぐっと力が湧いてきます。
読むひと、読むとき、読むところによって、この絵本から感じるものは変わってくるかもしれません。

大人の方にも、ぜひお手にとっていただきたい絵本です。

ベストレビュー

強さ

息子が保育園児だった頃のこと。
「お母さんは女でよかった?」
「よかったよ。○○も女が良かった?」
「男でよかったよ。でもこんな男じゃ嫌だ」
「こんな男って?」
「……弱い」

当時、友達にキックやパンチをされて
されるがままでやり返せなかった息子に
力が強いのだけが強さじゃないんだよと話したけれど、
あの時この本があったなら
読んで聞かせてあげられたなら
どんなに勇気づけてあげられたでしょう。

人はたくさんの別れや
悔しい思い、思い通りにいかないはがゆさ、
悲しさや淋しさを経験しながら
人を好きになり、人を許すことを覚えて
初めて強くなれる。
その本当の強さがぐん太に石を持ち上げさせたのだと思います。
こぼれてどうしようもなかった涙と
「おおおおりゃあああ 
どおおおりゃあああ
ど どうだああああ」 
万感の想いがこもったかけ声が
ぐん太の強さの証です。
(白井音子さん 60代・その他の方 )

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