
もしも羽があったら……もしも小人になったら……君なら何をする? 登場するのは12人の個性豊かな子どもたち。活発だったり慎重だったり、ドジな子もいればのんびり屋さんもいる。さあ、君も一緒に、楽しい空想の世界へ! この絵本は、1966年から約2年間発行された月刊絵本『ロンパールームのほん』(野村トーイ発行・こぐま社編集)に、馬場のぼる氏が連載していた「もしも○○だったら」シリーズから抜粋し、編集部が構成したものです。

レトロな印象の作品だなと思っていたら、初出は1966年だそう。昭和に子供時代を過ごした私は「もしも」というとドリフの「もしもシリーズ」のコントを連想する。あのコントももしかしたら、最初はこの絵本のような素朴な発想からスタートしたのではないかなと思ったりした。子供は「もしも」を考えるのが好きだし、問いかける形の進行がぴったり合っていると思う。 (だっこらっこさん 40代・ママ 女の子6歳)
|