
なかやみわさんの「やさいのがっこう」シリーズは、かわいらしい野菜のキャラクターとともに、野菜の知識が学べる人気絵本。とまと、ピーマン、とうもろこし、キャベツに続き、今回の第5弾はふたごのいちごちゃんが主人公です。
ふたごのいちごちゃんのところに「やさいのがっこう」から入学案内が届きました。自分たちをくだものだと思っていた二人は、戸惑いながらも「やさいのがっこう」に通い始めます。でもやはり間違いなのではないかと思うようになり、ある日がっこうを飛び出します。
今回のお話は、野菜とくだものの違いがテーマ。どうやら見た目や味ではなく、育つ場所が関係しているようです。なすびせんせいにやさしく教えられ、いちごちゃんたちは大切なことに気づいていきます。おいしく食べてもらいたいと頑張るいちごちゃんや野菜たち。その姿に元気をもらい、つい応援したくなります。
今回も、人気のふろく「食育しんぶん」には野菜のことが詳しくわかる豆知識が盛り沢山。イチゴのルーツや種類のほか、おいしいいちごの見分け方やおいしい食べ方が載っています。「おうちの方へ」のメッセージもあるので、絵本とともに、ぜひ親子で楽しんでくださいね。
(出合聡美 絵本ナビライター)

楽しく読めて食育にも役立つ「やさいのがっこう」シリーズ。 累計25万部の大人気絵本シリーズ第5弾は、ふたごのいちごちゃんが主人公。 自分が野菜なのか果物なのか、悩むいちごちゃんに、なすび先生とようなっしー先生は大切なことを教えてくれます。 いちごちゃんと仲間の子どもたちがかわいくて、親子で一緒に楽しめる、なかやみわ食育絵本シリーズです。 2022年1月刊

いちごが野菜だと言われても、自分自身説明できないのですが、この本で野菜と果物の違いがわかりました。
でも、美味しい食べ方は、また別の話ですよね。
柔軟に物事を考えようという良い事例かも知れません。
ためになる絵本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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