
※このシリーズは1巻完結型です。基本的には、どの巻から読んでも楽しめます。でも、第1巻から読むと、もっと楽しめると思います。
〇ひとつでもあてはまる子は、必読! □ 「かねやま本館」の裏側をのぞきたい! □ 行動力には自信があるほうだ □ 不器用で、うまく気持ちを言葉にできない □ 今の状況を、変えたい □ とにかく笑いたい □ 湯治場(トージバ)って、なに? □ 温泉が、好き!
〇あらすじ ――保健室の地下に、湯治場があった!? 第60回講談社児童文学新人賞受賞作『保健室経由、かねやま本館。』、第50回児童文芸新人賞受賞作「保健室経由、かねやま本館。」シリーズ(1〜3巻)の、第4巻目!
●著者紹介 松素めぐり 1985年生まれ。東京都出身(東京都在住)。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。 『保健室経由、かねやま本館。』で第60回講談社児童文学新人賞受賞。「保健室経由、かねやま本館。」シリーズ(1〜3巻)で、第50回児童文芸新人賞受賞。
●主な内容
「ここで、働かせてもらえませんでしょうか?」 あやしげな住民が営む、不思議な湯治場「かねやま本館」。 愛する孫を救うため、従業員になりたいと申し出たクジョーが見たのは…!? 第4巻では、今まで隠されていたかねやま本館の裏側が明らかに…!
心優しいおじいさん・クジョーは、不器用な孫・朋佳を残して死んでしまったことが気がかり。 そんなクジョーにみんなが教えてくれたのは、悩める中学生が集まる湯治場「かねやま本館」。 ここなら朋佳がやってくるかも!と思ったクジョーは、かねやま本館を営む小夜子さんとキヨに「かねやま本館の従業員になりたい」と言いに行くが……。 第4巻では、舞台はなんと死後の世界! 「かねやま本館で出てくる料理はどうやって作られているのか?」「お湯はどのように入れ替えているのか?」「銀山先生はどうやって第二保健室に来ているのか?」「どうしたら、従業員になれるのか?」「従業員側のルールって?」など、従業員になりたいクジョーといっしょに「かねやま本館”裏側”のたくさんの謎」に迫っていく。
銀山先生って何者? かねやま本館って何? 温泉には効能が? 「疲れたら、休んでもいいんだ」 かねやま本館で出会う子どもたちとの交流や、温泉での休憩を通し、自分自身の悩みに向き合っていく、心温まる物語。シリーズ第4巻!
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