
本を読むのが大好きな男の子は、赤ちゃんのときからネコと一緒に暮らしています。でもいつも本を読むときにネコに邪魔されます。読書とコロナ禍で語られるようになったネコハラがストーリーの絵本です。

男の子が赤ちゃんの頃から一緒に暮らしている「しかくいの」と猫のお話です。
夜になると始まる「しかくいのじかん」は、猫にとってはあまり良い時間ではありません。かまって欲しくて頑張る健気な姿が可愛らしく描かれていました。
男の子の成長と共に、読み聞かせだった絵本が、自分一人で読むようになる等、ずっと傍で見ていた猫だからこそ感じることのできる話なのではないかと思いました。
奥が深い絵本です。 (さくら嵐♪さん 30代・せんせい )
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