
「矢じるしの先っぽの国、コロボックル小国」は、人間の世界からいろいろなことを学んで、めざましくかわりはじめていた。 学校をつくり、新聞を発行し、科学も学んだ。ただ、なるべく人間とかかわらないよう、ひっそりとくらしていた。だが、新型飛行機の試験飛行の日、コロボックルの1人がついに人間にみつかってしまう。コロボックルのことなど、何も知らない少年に……。

私が子供の頃に大好きだったお話を息子にもぜひ読んでみて欲しいと思い、手に取りました。
コロボックルシリーズも三冊目、味方になってくれる人間を探していた頃からは少し時間が経ち、マメイヌ隊がきちんと編成され、新聞も発行されるようになり、今度は空への挑戦が始まっていた!
人間社会と似ているようで違う、コロボックル社会独自の進展に、驚きです。
そして訪れる味方でない人間との遭遇・・・
拾ったのが子供で良かったのかもしれませんね。
でも私も遭遇してみたい!
今でもそう思ってしまいながら、読んでいました(笑)。
おチャメさんは少し風変わりな感じもしますが、きっとママ先生の子供の頃にそっくりなのだろうなぁとか思いました。
とにかく懐かしい!
でも今でもわくわく楽しめる、素敵なお話です。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子9歳)
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