
あたたかな気持ちが伝わる春にぴったりのお話
たっくんが桜の花びらをばけつにあつめているとたぬきがやってきていいました。 「めだかをいれようよ。」<めだかか、いいなあ>と思いながら、たっくんは答えました。 「いらないよ、これは『はるじゃのばけつ』だもの。」 『はるじゃのばけつ』とは家にいる じいじに春を届けるためのばけつなのです。 じゃまばかりするたぬきに腹をたてたたっくんでしたが…。
いたずらっぽいけれどどこか憎めないたぬきと、おじいちゃん思いのたっくんとのやりとりが 心に残る、読後感のさわやかな絵本です。
好評「だめだめすいか」に続くたぬきとたっくんの物語、第2弾です。

はるじゃのばけつ
タイトルだけ聞くと、外国人の名前かな?って
思ってしまいます。
この絵本はシリーズなのかな?
たっくんという名前の男の子とたぬきのお話です。
最初この狸がなんだか空気が読めない感じで
たっくんとうまく言ってませんでしたが
最後には息ぴったり。
いっぱい集めた桜の花びら
一体何に使うのかな?
そしてはるじゃの意味がわかった瞬間
合点がいきました。
うん、はるじゃ。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子12歳)
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