
ブタさんとカバさんの家はお隣同士。なかよしのふたりは、毎日のようにお互いの家に遊びに行きます。
ある日、ブタさんは、カバさんのお誕生日プレゼントにマフラーを編んであげようと思いつきました。ちょうどその頃、カバさんも、ふたりの家の間にある垣根を低くすれば、お互いの家が見えるようになってもっとなかよくなれる。と思いつきました。ところがカバさん、うっかり垣根を切りすぎて、お互いの家が丸見えです。
ブタさんがカバさんの家をのぞくと、カバさんは、お昼ごはんを作るときに使っているおたまを、ぺろぺろなめているではありませんか! そしてカバさんがブタさんの家をのぞくと、ブタさんは、ケーキの山にとびついて一口でほおばっています。そして大きなゲップをしていました! ふたりは見られたくない姿をのぞかれ、大げんか! さて、なかよしだったふたりは……。
コミカルなお話を鮮やかな色彩のイラストで贈る、愉快な翻訳絵本。

カバさんとブタさんはおとなりどうし。
ふたりは、お互いの家を行ったり来たりしながら、とても仲良く暮らしていました。
ある日のこと、カバさんはブタさんを喜ばせようと、ふたりの家の間にある垣根を切って低くして、お互いの家がよく見えるようにしようと、植木ばさみで、せっせと切りました。
ところが、お互いの家が見えるようになると、色々なものが見えて、今までとは違う気持ちになってしまったのです。
人と人とのお付き合いでの大切なことを教えられたようでした。
またブタさんカバさんの着ている服が、カラフルでとってもおしゃれでした。家の中の様子も細かいところまで、おしゃれがいっぱいでした。 (おしんさん 50代・ママ )
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