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きりぎりすくん
プラチナブックメダル

『 きりぎりすくん 』 は
「絵本ナビ プラチナブック」です。

絵本ナビ人気ランキング上位の絵本として選ばれています。

きりぎりすくん

  • 絵本
  • 児童書
作: アーノルド・ローベル
訳: 三木 卓
出版社: 文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!

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税込価格: ¥1,045

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作品情報

絵本クラブ
発行日: 1979年10月
ISBN: 9784579400904

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みどころ

旅に出たいと思ったきりぎりすくん。ある朝、とうとう道を見つけます。「よさそうな道だなあ。」 きりぎりすくんは、この道をどこまで行こうと決めます。そこで出会うのは……?

●「おはようぐみ」

「朝が一番素晴らしい!」と訴えるかなぶんやてんとう虫たち。貼り紙をし、プラカードを立て、朝を自分のものにしようと話し合うのです。きりぎりすくんも朝は好きです。でも彼は、お昼過ぎも好きなのです。その事を話すと、途端に彼らにそっぽを向かれてしまうのでした。

●「あたらしいうち」

険しい登り坂を越え、丘のてっぺんにあがると、大きなりんごが落ちています。きりぎりすくんはがぶりとやると、中に住んでいるあお虫くんが「ぼくんちの屋根に穴をあけちゃったじゃないか!」と怒り出し、そのままりんごが丘の向こう側へ向かって転げ落ちはじめたのです…!

●「そうじずき」

「きれいにしよう、きれいにしよう。」そう言って、道をほうきで掃き続けているのはイエバエです。家の中にいても、ほこりが気になって仕方がない彼。家がすっかりきれいなった後、そのまま外に出たら、今度は外の小石やどろが気になって仕方がないのだと言います。「ちょっと休んだら」と提案しても、彼はとても楽しいのだと掃除を続けるのでした。

●「ふなたび」

水たまりにぶつかると、そこにいたのは、小さな船にのった“蚊”です。彼は、この水たまりを越えるには、渡し船に乗ることが決まりなんだと主張します。困ったきりぎりすくんは……。

●「いつでも」

キノコに腰かけて一休みしていたきりぎりすくん。そこへ声をかけてきたのは、3羽のちょうちょ。毎日この時間に、このキノコにとまることになっているのです。彼女たちは、毎日同じ時間に同じことをするのが好きで、それを決して変えることはないのだと言います。

●「ゆうがた」

夕方になって、きりぎりすくんがゆっくりとみちを歩いていると、「ぶーん! ぶーん!」と大きな音をさせて2匹のとんぼが飛んできました。彼らはゆっくりしか歩けないきりぎりすくんを「かわいそうだ」と言い、この高さからしか見られないものがあるのだと言います。でもきりぎりすくんは思うのです。「ぼくはこのみちが好きなんだ」

こうしてきりぎりすくんは、行きたいところへどこまでも連れていってくれる道があることに幸せを感じながら、くたびれて横になるのでした。

出版社からの紹介

旅にでかけたきりぎりすくんは、途中でいろいろな虫たちに会い、世の中にはさまざまな生き方があるのを知る、心あたたまる作品。

ベストレビュー

旅、出会い、自分流の生き方!

子供の頃大好きだった作者、ア−ノルド・ロ−ベルの作品です。これは、初めて読んだんですが、いつものユ−モアたっぷりで笑わせてくれながらも、生き方についてしみじみ考えさせられる、なかなか素敵な本でした!
きりぎりすくんは旅に出ます。道を見つけてずんずん進んで行きます。最初に会ったのは、朝好きの「おはようぐみ」の虫たち。朝が好きかと聞かれ、好きと答えたきりぎりすくんも仲間に入りかけますが、お昼過ぎも夜も好きなことがわかると、さっさと行ってしまいます。その後も、次々にいろんな虫に会います。りんごに住んでるあおむし、そうじ好きのいえばえ、渡し船に乗っているか、いつも同じきのこにとまる3びきのちょうちょ、ぶんぶん飛んでる2ひきのとんぼ、みんなそれぞれ、きりぎりすくんの価値観とは違います。
それでいいと思います。そこがいいと思います。ぜひ、多くの子供(小学生くらいかな)に読んでもらって、自分流の生き方を探して欲しいと思います。
旅好きのきりぎりすくんは、私の母に似てるな〜なんて思って笑ってしまいました。
(ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)

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