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ぼくの父さんは消防士。日曜日だからって、いつも休めるわけじゃない。さびしい時もあるけど、命がけで人を助ける父さんはすごいんだ……。子どもの目から、消防士である父親の仕事を紹介する絵本。消防士が過ごす一日のようすや、仕事への情熱がよくわかります。

おとうさん、おかあさんのしごとシリーズ、消防士編です。
消防士という仕事がよく分かります。
消火活動、火事が起こっていない時は、訓練や避難訓練の指導をしていること、お父さんの仕事への情熱、お母さんはお父さんの安否が心配でたまらないこと等。
そして、消防士は土日関係なく仕事をしているので、休日に僕は実はさみしい思いをしていること。
でも、そんな僕の気持ちをおとうさんは実はちゃんと分かっていて、休みの日は寝ていたいかなぁと気を遣って、遊ぼうと声をかけられないでいた僕に、ほら、早くボールをもってこいよ、といった場面はじーんときました。長女も、お父さんちゃんとわかっているんだね、ととても嬉しそうで、読み聞かせして良かったなぁと思えた一冊です。 (tori.madamさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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