
私の家は、親子二代のタクシー業。父と兄二人がタクシー運転手。 なのに私は無免許、運転ができない。できれば、私も家業をついでみたい。 「今日の売り上げは、○○円」とやってみたい。 環境にもやさしく、ガソリンなしではしってみたい。 一粒三百メートルのキャラメルじゃないけれど、 おせんべたべたらなんだかお客を乗せてはしれそう。しかも遠くまで行けそう。 大きなおせんべなら、なおさらだ。 これで私も、やっと家業がつげる。―― 山ア 克己
空からふってきた大きなのりせんべい。食べるとぼくの足がタイヤになって走り出した! 奇妙な味わいのナンセンス絵本。

3歳4ヶ月の息子に図書館で借りてきました。
おせんべが空からふってきて、食べてみたら、
自分がタクシーになってしまい…というストーリー。
おせんべが料金代わりだったり、
変な暗号が行き先だったり、楽しいです。
版画の絵も味があっていい。
息子はとても喜んで読んでいました。
乗り物好きにはうってつけの1冊です。 (トゥリーハウスさん 30代・ママ 男の子3歳)
|