
この絵本のテーマのひとつはふれあいです。友だちや親子で「つんつん」しあうと、くすぐったくなってきますね。 バスも「つんつん」されてくすぐったくなったら、なんと鼻のあたりからドリルが出てきました。後半、掘ったおいもが飛んでいって、火山の中に入るシーンがあります。ぶっ飛んだナンセンスないも掘り絵本にしたい、と作者と話し合い、こんな終盤になりました。切れないようにつるを引っ張って引っ張って、やっと出てくるおいも。 掘るまではどんなおいもかわかりません。その期待感はぜひ体験してみてほしいです。 そして、おいしいおいもを食べるたびに、絵本と、おいも掘りを思い出してもらえたらうれしいです。


ねずみくんたちが、バスに乗って芋掘りに出かけます。このバス、おしゃべりするうえに、語尾の「です」「ます」になるはずのところが「バス」になってて息子が面白がっていました。
ねずみさんたちが見つけた大きなお芋、いったいどうやって掘り出すんだろうと興味津々の息子でした。去年自分も芋掘りをやって、大きいお芋はなかなか掘り出せないということを覚えていたようです。
さすがにバスが変身して、モグラのように土の中に入ってお芋を掘るなんていうのは私も想像以上の展開でした。
火山で焼いた芋、おいしそうで私も食べてみたいです。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子4歳)
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