
東風の吹く日に,こうもり傘につかまって,空からバンクス家にやってきた,ちょっと風変わりな保母の物語.彼女が語るお話は,子どもたちをふしぎな冒険の世界へと導きます.ユーモアと笑いのかげに人生の深みをのぞかせているこの作品は,『ピーター・パン』や『クマのプーさん』とならぶ,空想物語の代表作です.

小学生の頃から何度も繰り返し読んでいます。
メアリーポピンズはイギリスにしかいないのか?
日本にはいないのだろうかと
小学校の帰りに空を見上げたものです。
高校生の頃には、素敵な保母さんだと思い、
そして園長のような仕事をしている今
やっぱり メアリーポピンズのような保育士になりたいと思うのです。
だって太陽とダンスが踊れるんですよ!
並み居る星達を尻目に
太陽と踊る光栄に浴するなんて!
しかしそれをにんまりとしたほほえみに隠し
そして隠したつもりでも ほっぺたに印が残っているなんて!
見るだけで パパパパパパッッと
こどものパジャマのボタンがはずれるという魔法も欲しい。
人として魅力的で
世間体を重んじているように見えて全くそうではなく
真実をちゃんと持っている。
この本を保育士を目指す人たちが読み、
人を大切にするというのはどういうことかを学んで欲しいです。 (ひだまりピッピさん 40代・せんせい 男の子7才)
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