
時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子モモのふしぎな物語。人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に〈時間〉の真の意味を問う、エンデの名作。

小さなころ映画になっているのを見に行ったのですが
灰色の男たちがとても怖かったことしか覚えてなくて
ずっと敬遠してました。
今になって読んでみるとなんと見事な物語であることか
無限の想像力で遊ぶ子供たち
そこに目の前にいる人を何より大切にするモモ
時間は切り詰めて消費するものではなく
瞬間瞬間を心から楽しんで愛しんでいくことこそが
ほんとに生きていくということで
いつでもそういう生き方をしていきたいと思えます。
子供たちも決まった遊び方しかできないおもちゃではなく
どうやってでも遊べるもので遊び
毎日毎日を自分たちの物語でいっぱいにしていってほしいと思いました。
いまさらだけど私もモモになりたい。
いっぱい力が湧いてくる大事な一冊になりました。 (ミルキーミルキーさん 20代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)
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