
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた−ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年−ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.上巻.

お話の世界に入って、登場人物と共に過ごし、壮大な冒険をする。
本好きな人なら一度は想像したことがあるのではないでしょうか。
それを見事に実現(もちろん実際には実現ではないけど)したお話。
バスチアンの本に魅了される感じも、情けない感じも…私にはよく分かる気がしました。
本に夢中になっている子供たちに。ぜひ読んでほしい。
きっとバスチアンと一緒に物語の世界を訪れることができると思います。 (かよたさん 30代・その他の方 )
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