落合恵子さんの翻訳絵本『おやすみ、ぼく』に続く、大切な人と一緒に読みたい優しい絵本が届きました。 親子のキス、大きさも種類も違う意外な動物同士のキス、水辺や木の下や雪の中でのキス・・・。 地球上の様々な場所で、色々な動物たちの、それぞれのほほえましい時間が描かれています。 大胆な構成と色使いによる、緊張感の漂う美しい場面の中で、そこだけ違う時間が流れているようなキスの瞬間。そこには、理屈では表わすことができない様なあたたかさと力強さと喜びがあります。 贈る相手に元気をあげることができる絵本というのは、やっぱり素敵だと思います。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
● 大好きなひとに贈る本です。
キスは、いつでも、どこでも。 水辺で、草の上で、木の下で…。 意外な動物同士の組み合わせで、 いろいろな場面でのほほえましいキスを描いた、こころがあったかくなる絵本。
この地球が やさしいキスで いっぱいに なりますように。 ――落合恵子
胸が熱くなり、心が温まる作品でした
週末のお休み前にナイトキャップと共にながめるのも素敵かも。
キスの瞬間は、こんなにも優しく美しいものなのだと気付かされます。
恋人・親子のシーンもさることながら、現実では見ることが難しいカップルのキスシーンも皆愛に溢れています。
ラスト一文は、子どもたちへだけではなく、全ての命あるものへのよびかけに思えました。
このちきゅうが やさしいキスで いっぱいに なりますように
という裏表紙のメッセージ文もなんともお洒落です。
幸せな人にも、心折れている人にも贈りたくなる作品でした。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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