
子どもの本を,大人がもっと奪い返そう.大人も,もう少し悩み続けていい.−ベッドの前にはテーブルがある/それが魔法のテーブルでさ/上には1冊の本がのっていた/そしてそれは魔法の本でね/本の中には書かれていたんだ/ようこそ,子どもの本の森へ−臨床心理学者と詩人が誘う子どもの本の魅力.

本の感想を語りあいながら、たくさん紹介してくれます。読んだことのある本も、こんな見方があったんだとおもしろく感じました。私が、まだ読んだことのない「ゲド戦記」についても、楽しそうに会話されています。長編なので、さけていた本ですが、読んでみたくなりました。
個々の本の紹介だけでなく、本そのものとどのように向き合うべきかがしめされています。「本は家具である」という言葉が新鮮でした。
一番印象に残ったのは、絵本の本質について、おしゃっているところです。心にずん、と響いてますます絵本に夢中になりそうです。 (どくだみ茶さん 30代・ママ 女の子9歳)
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