ここにあるのは不思議なトンネル。その名も「へんしんトンネル」。このトンネルをくぐると、なぜか色んなものがへんしんしちゃうんですって。例えば……かっぱがやって来ましたよ。
「かっぱ かっぱ かっぱ かっぱ…」
つぶやきながら、トンネルをくぐると、
「ぱかっ ぱかっ ぱかっ ぱかっ」
あれれ? いつの間にか元気な馬になって、出てきちゃいました。今度は時計がはいると、毛糸に変身! ボタンは、田んぼ!? 一体どういうことなんでしょう。ロボットに、怒った人に、えりちゃんも。どんなへんしんをしてしまうのでしょう。
あきやまただしさんによる、大人気「へんしん」シリーズの第1作目。言葉遊び絵本なのだけれど、小さな子ども達だって、聞いていれば、すぐにその面白さに驚きハマってしまうはず。読み方にちょっとしたコツがあるようですよ。見返しにちゃんと書いてくれています。
こんな楽しい絵本だったら、言葉が大好きになっちゃいそう。シリーズは続きます。夢中になったら、どんどん読み進めてみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ようこそ、へんしんトンネルへ!ページをめくってはびっくり!かっぱが「かっぱかっぱ・・・」とつぶやきながらくぐると、「・・・ぱっかぱっか」と馬になって出てきました。絶対はまるたのしい絵本!
以前に幼稚園でも読みましたが・・・
子どもたちとの一体感が快感となり、読み聞かせの世界にハマってしまった絵本です。
小学校ではどうかなぁ・・・と少々心配しつつ読み始めると、
知っている子供たちが一緒になって連呼するではないですか。
おどろきを通り越して、感動ものでした。
特別支援教室の児童でも、とっても上手に読んでいる姿を見ました。
読み聞かせはもちろん、自分で楽しめる絵本なので、
小さな子から本にあまりなじみのないお子さんにもおすすめ出来るのではないでしょうか。 (みのきっちゃん。さん 40代・ママ )
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